圧倒的に強い兵器「人質」・・・

副題・「卑叫の挫鬼」

「第3回基本編」・米軍史上、これ程の勇者はいない❗

○「第2の説明」
〈「人質を利用した 戦いの型」のしくみ・・・〉
を説明する前に、第3回ではこの題目「人質」の特集の内容に凄く関係する話を紹介します。


・ ・ ・ ・

いきなりですが、あの軍事大国、アメリカ陸軍史上一番と言っても言いすぎではない、
もっとも勇敢な、命知らずの集団の名前を知ってますか?
その名は「442連隊(日系人部隊)」です。

アメリカ、欧州(特にフランス)では
いまでも、絶大な敬意をもって感謝されています。

彼ら連隊は、激戦の戦闘地域で戦い
その壮絶な戦闘内容の結果は
当時のひとたちでも
彼らの戦闘で残した結果を数字で知ることが、可能でした。

442連隊の隊員総数に対する
死傷者数の割合に関し
当時の、アメリカ軍、政界の上層部は
その数字に愕然😓・・・
米軍史上、この442連隊が出現するまで
彼らに匹敵するような
凄まじく勇敢な人たちを知りませんでした。

この事からも、この連隊が単なる兵隊という
枠を越えた「狂気の命知らずの集団」と言うのが
分かります。

彼らには、命をかけて戦わなければいけない
理由がありました。
それは、親族や仲間のアメリカ市民である事の
最低の市民権を守る為、
何より、日系人としてのプライドを守る為に、
それこそ、戦場に自らのすべての身を捧げて
戦いの中へ入っていきました・・・・

442連隊が行った事は、
弱者の環境に追い込まれた、親族、日系人である仲間達そして、自分達自身がもつプライドを守る為に、「自分達自身がまえに出て、犠牲になる」ことでした。

これぞアメリカ軍の鑑として、現在もアメリカ軍内で、語られています・・・

「守り、大切にし、失くしたくない存在」
その為に、
「自分達を表に晒して犠牲にする」戦いの型ですね。

世俗的な言い方になりますが、人の為、
最も損をする生き方です。
一番最初に、自分達が
殺傷される存在に、自らすすんで任務につくわけ
ですから。
ただ、それをさせるものは何か
その人達にしかわからない価値観
やはり、プライドの様な強力な意志の
かたまりが、深層心理に宿ってなければ
不可能な行いですね😓・・・

実はこの「第3回」で記述した内容を紹介し、
発信したかった事は、
彼らの勇敢で英雄的な出来事は、他の人間には真似の出来ない立派な行動ですが、彼らの行動を感情面からとらえるのではなく、
それよりも、
442連隊の人達が、こころの中にどの様な精神的支柱を持ち、行動したかという事です。
ちょっと、冷静に彼らのとった行動
その「基軸」を示したく、このエピソードを記載しました。
まさにその基軸は「守り、大切にし、失くしたくない存在」を守護する為、自らが前面的に出るという構図です

「自分達は常に前方に立ち塞る・そして常に後方に守るべきものとしての存在」
これが、442連隊の生き方、行動の基軸になります。😃・・・


442連隊に関係する動画も
沢山ありますから、検索して見てください😄・・・







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