圧倒的に強い兵器「人質」・・・

副題・「卑叫の挫鬼」

「第2回 ・ 対〈X〉編」・・長い間、わからなかった[存在]

もう、かなり昔になりますけど・・・・・・
自分が若かりし時のころ、まだ、就職もしていない学校に通ってしていた時代・・・
その頃から既に、テレビ番組で「朝まで熱く議論をかわす、有名な討論生中継番組」がありました。それ程、頻繁にみていた訳ではありませんが、自分の周りの人達に比べると、たま~にちょこちょこ関心をもって内容をチェックしていた方ではなかったかと、自分では思います。

討論の議題の内容は毎回変わるのですが、その中でも特に
「戦争」「歴史」「戦争犯罪」に関する内容の時は、右派、左派、外国人が出演する為、毎回、熱い議論がテレビ画面内で展開していたと記憶しています。

もう討論番組としてはかなり古く、何十年も続いています、テレビ局としての看板番組ですね。政治家・官僚・著名人・など色々有力者が出演し、なかなか普通の番組では出来ない議論をあえてする為、マスメディア界の他の番組を横目に、ちょっと生中継番組として特別な存在となるポジションを確立いるように思います。

ここで、少し重要な事を指摘させてもらうなら、この番組が、長い年月放送し続けてきた(三十年以上、もっとかな?)間に、大変革が起きたという事です。それは、この間の約三十年間という時の流れの中において、インターネットが出現した事です。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

インターネットが生活の中に入ってくる前は、大手マスメディア(テレビ、新聞など)が全盛の時代。情報とは大手メディアがつくり出すものでした。

話をまた、討論番組の内容に戻します。
大手メディアが放送する討論番組の中で、いつも「被害者・弱者」を前面におし出して自らの論理を展開する人達がいました。

自分は多少ですが、歴史の知識があった為、「この人達の主張の内容は、さすがに虚偽もしくは、過大に表現してる」と薄々感じていました。しかし「被害者・弱者」というものを前面におし出して、論理を展開する圧倒的な発言力に、批判もしくは反論が出来ない、ある意味ショック状態に陥っている事を自ら認識していました。
もちろん、反論というのは番組視聴者の自分から、テレビ画面に映って発言をしてる人達に対する心の中の反論ですが・・・😃

その後何回となく、同様の議題の討論番組における「被害者・弱者」の主張を聞いているうちに、自分の心の中に、落ち込みと一緒に、ストレスと罪悪感がどんどん蓄積されていくのが自分として、ハッキリと感じとれました。

それから何年間かが過ぎ、インターネット時代が到来しました。そして、かつて「被害者・弱者」をあれだけ前面におし出して、強力に主張していた内容の相当な部分が虚偽だった事が判明しました。恥ずかしい事ですが、それまでの間、ストレス貯めながら「ずっーと」黙らされていたわけです😅

暫く考えてみたのですが、なぜ虚偽の主張にほとんど反論出来ない状態に何年間も陥ったのか?(あくまでもテレビ画面をとおして、映っていた出演者に対して)

ただ、ある時気づいてしまった・・・
ストレスをさんざん溜め込んで耐えた代価なのか、これに関して自分として「何か」を感じとりました。

テレビ画面に映って自らの主張を展開して圧倒的に強く発言する人達と、自分との間には、何かが存在することがわかった様な気がしました😓

ちょっと長文になりました・・・
次回、これについての内容を外国の事件を参考にして、解説しようと思います😃





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