圧倒的に強い兵器「人質」・・・

副題・「卑叫の挫鬼」

「第9回・対〈X〉編」私達は官軍(被害者側)!

お借りしました ↓↓↓
https://youtu.be/oDrFtgxnrhY
いまから1世紀以上前
19世紀後半の時代の事になりますけど・・・・
鳥羽伏見戦争(1868)という歴史的出来事を知っているでしょうか?
旧勢力(幕府側)と新勢力(新政府側)が、京都の鳥羽伏見という地域で対戦した戦争です。

幕府側は徳川家を司令塔とした軍、新政府側は長州・薩摩を中心に構成された軍です。

幕府側は兵員の数において、新政府側を圧倒していました。約3倍の兵力です。普通であれば、約3倍の兵力差の相手に、まず勝つことは出来ません。
しかし、長洲・薩摩(新政府)は西洋外国との取引で、いち早く近代的な兵器を手に入れていました。

それと、この戦争の流れを決定付けた大きな要因として、「錦の御旗」が、幕府側の前に現れた事といわれています。

つまり、自分達は「官軍(朝廷側)」だということを宣言して、「錦の御旗」を見せつけ幕府側に心理的ショックを与え、自分達に刃向かうものは、「賊軍」であると理解させる。あえて、口頭で名指しする必要はなく、それを見せ付けるだけで、相手側に全てを悟らせてしまう「圧倒的な力」を得た訳です。

この国の歴史では、「官軍」つまり、朝廷の認可を得る事が、「出来るか、出来ないか」でその存在が、「月とスッポン」くらい違います。

「官軍」とはそれくらい、他を寄せ付けず、圧倒する輝く存在だという事は、歴史でわかります。

そこで、独特な例え方ですみませんが、この歴史の逸話を心の中に留めておきながら、次に話を展開させてもらいます。

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🔹「アメリカでの1619計画」🔹
青山学院大学の教授・福井義高氏が動画などで警鐘を鳴らしています。
「福井義高1619」で、グーグル検索してみてください。多様な記事が出てくると思います。色々出て来たその中には、ショートの動画もみることが出来ます。
「1619プロジェクトとは・・・」という動画です。
重要な部分を短く発信し、普通の人達でも、非常にわかりやすいので、可能でしたら視聴していただきたいと思います。😄

米国の歴史学界を代表する大物が、「歴史的事実と明らかに違います」というような主旨の発信した内容に対し、被害者側とされる人達からの猛抗議にさらされ、アッサリ謝罪してしまいます。
しかも、この事態は明らかにおかしいと、学者達有志が「ともに抗議しましょう」など他の知識人たちに署名を募っても、誰もしたがりません。間違いなく何かに怯えています。明らかに異常事態です😓・・・・

このブログにおいて、勝手ですがその要因を推測させてもらいます。

🔹🔹🔹あの言論の自由を保障されているといわれる米国。その国の知的エリート達が「明らかにおかしい」と、思っても抗議すら出来ず怯えているもの。推測ですが、大きく三つあると思います・・・・🔹🔹🔹

◼️その知識人達自身の深層心理。つまり、「弱者側・被害者側」を攻撃してしまう自分達の純粋に内面に存在する、「善良な良心的気持ち」との葛藤。

◼️こういう情報戦を仕掛ける側は、その時点で、既にマスメディアと共謀関係にある可能性があります。(特に左派系メディア) それ故に、メディアの圧倒的情報量の威力により、人間的に「悪人」として意図的に陥れられてしまうという恐怖があります。

◼️知的エリート達というのは、マスメディアが大衆に対し実行する、「情報・心理宣伝戦術」の中に、隠れている虚偽の本質を理解する事が可能です。だからそこ、知識人といえます。しかし、ほとんど数え切れない程の多数の大衆は、マスメディアの実行する、「感性・感情へ狙った宣伝戦術」の罠に簡単に落ちます。
🔹物事の本質を解読することが可能か・・・それぞれの知的レベルをもった格差により🔹
◎「弱者側・被害者側」の後ろに隠れている、「悪意、虚偽、歪曲的な論理」を見抜き本質を理解する
「①知識人」と
◎マスメディアを中心とする宣伝戦術の罠にかかり、「感性・感情」で物事をとらえる、多数の
「②大衆」との間には、
「物事を理解する時間の差」が圧倒的に存在します。大衆が物事を理解するまで、「弱者側・被害者側」を攻撃する知識人を「悪人」もしくは「狂人」として偏見の目でみます。愚かにも物事の表面しか見る事をしかしない、大衆を敵にまわした知識人は、ほとんど全ての方向から非難を受ける結果になります。

🔹ここにあげた自分の悲惨な将来が、賢い知識人には直ぐにみえてしまう。🔹

知識人には、高い「名誉、地位、人間関係、収入」を既に持っている人達もかなりいると思います。それらを、投げ捨てまで、
「弱者側・被害者という錦の御旗」を掲げる「官軍」に反抗して、自分自身の全てを失い「賊軍」に身を落とす覚悟をもった知識人などは、ほとんどいないはずです。

本物の覚悟をもつ知識人には、賢いだけではなく、数え切れない多数の大衆が物事を理解するまでの長い時間、「悪人」または「狂人」と罵られる汚名に耐えられる胆力を求められると思います。


個人的な意見を言い申し訳ありませんが、例にあげた米国の歴史観論争の事実を知った時、不思議なくらい全く驚きませんでした。理由は、宣伝洗脳戦術は戦後、今に至るまで「ずぅ〰️と」この国でされて来たことだからです。

「えらそ〰️」に言うつもりはありませんが・・・・このような歴史を捏造した論争、海外ではなく「この国」で、自分の若い頃からみてきました。ただ、情報戦にさらされている最中という事実に、国民が気がついてないだけです。

自分もネット社会がおとずれ事実を知り得るまで、表面の「感性・感情」しか物事を見れない無知である大衆でしたから凄くわかります。
まあ、気がつかないから「情報戦」だという事になるけどね・・・😄










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