これより、
このブログの特集「第2幕」へ入っていこうとおもいます。
(ちょっと、〈X〉などと書いて、仰々しいタイトルになり、申し訳ありません。ただ、真面目に考えた結果、こうなりました😅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いまから何世紀も前、戦国時代の歴史の中で活躍した沢山の雄将たち。確か、その中でも好感度において、常に高いランクに指名されて来た人物が、みなさん知ってる方の多い「真田信繁(幸村)」という武人だと、自分では記憶しています。
(もし間違いの場合、すみません😓)
真田信繁・・・https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%94%B0%E4%BF%A1%E7%B9%81
真田家というのは、今の長野県のあたりに、城を構えた勢力になります。
他に存在する周辺の大きな勢力とは反対に、非常に小さな勢力として、何とか国を守り保っていました。
つまり、真田家は純粋に所持してる軍としての「力」ではとても周辺の勢力には敵いません・・・
ただしかし、真田家には、この戦国の世界のどの勢力よりも突出した能力を持っていました。それは、戦いにおける「情報の力」です。
これに関して、こちらで勝手ではありますが、未熟なりにちょっと説明させていただきます。
単に、ざっくりな説明で「情報の力」といっても曖昧です。それでは具体的に「能力」における内訳として話を展開すると・・・
①正確に、迅速に、そして他の勢力では知ることの出来ない重要な秘密、情報を「取得して収集する能力」
②収集してきた、情報の真偽確認や分析をし、いかに有効に戦いの兵器として活かせるか。という、情報を「有効に活用する能力」
いかに、正確で重要な情報を様々な犠牲を払いながら集めたとしても、肝心の最高責任者である「将」が無能で情報に関し軽視した思考の持ち主なら、全く有効活用できない「猫に小判」という状況に陥ってしまいます。
どこの勢力よりも弱小であった真田家だからこそ、軍事のみの戦いでなく、貴重な情報が戦局に対していかに重要な切り札になるかを真田家歴代にわたり伝達してきた結果が、この戦国という時代随一の情報戦の達人、真田の家系(一族)に生きてきた人々だったと考えます。
今現在に例えるとすれば、「ネゴシエータ(交渉人)」に当てはまるのでは、などと勝手に解釈してます・・
「情報と心」
情報戦は、ハッキリと峻別が出来ないくらい、心理戦と重なります。
①相手側の心の状態にあわせる形により、まるで相手側の心の中を全て読んだかのように、情報を与えて心を刺激する。相手側の心の扉を開け、心の内側に静かに潜り込む・・・
②反対になりますが、こちらの側から情報を与える事によって、相手側を自分達の狙った策略に有効な心理的な状態に陥らせる
情報と心は必ず連係しています。お互い、繋がっていると思います。😃
そしてこの真田家に対しては、まわりから、このように評されました。
・・・「真田は表裏比興(ひきょう)のもの」・・・・
普通耳で聞くと「卑怯」という同音語が思いつくと考えられます。「比興」というのは、この時代として評されるものとしては、決して悪い意味で使われるものではなかったようです。ただ、時代が移行するにつれて、汚い、姑息という意味に変わっていったとの事です。
たとえ、好感度が高い人物であっても、その人物を嫌いな人達は、ある特定の数は必ずいます。堂々と正面から、兵器を使用した戦いではなく、巧妙に情報を操り、相手側を心理的に、追い込んで攻略するやり方に対し、気に入らない人達もいるでしょう。
それは現在の人でも、戦国の武人に対して、様々な気持ちをそれぞれ持つと思います。
もしかして案外、「卑怯」という言葉に時代が移行するのと一緒に言葉の「意味あい」が
「汚い」「悪質」に、意味的に変化していったのは、「嫌味・妬み」も、多少ふくまれるのかな?と思いました😃・・・
〈20〉・・・